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2010年第1回マスターズ水泳クリニック ( 5月16日)

エフ-スタイルクラブ  角皆優人

 2010年の1回目となるクリニックを開催させて頂きました、
 場所は長野市のアクアウイングです。
 参加者12名、コーチ3名でおこなわせていただきました。世界チャンピオンの松本弘さんも駆けつけてくれました。参加してくださった方のなかには奈良県や東京という遠いところからいらしゃってくださった方々も。
 今回のクリニックは『自分の長所と短所を知ろう』ということで、各自クロールともう1種目を中心におこなわせていただきました。

 以下今回のクリニックにおいて、みなさまの泳ぎを観て気づいた点を書かせて頂きました。

1)クロール
 クロールは全体に良い泳ぎをされる方が多いと感じました。そんな中、いくつかの気づいた点を書かせて頂きます。
 まず、手の入水位置が内側すぎる方が数名いらっしゃいました。また呼吸時に身体の軸がゆがんでしまう方もいらっしゃいました。クロールはノーブレで泳ぐ時も、肩と腰がしっかりローテーションしていることが大事です。ローテーションが少なすぎる方が多かったので、ご注意ください。

2)平泳ぎ
 キックする時、できるだけ上半身がストリームラインを作っていることにお気をつけください。腕が前に伸びつつある時にキックを入れると、抵抗が多く、エネルギーの無駄遣いになってしまいます。

3)背泳
 腕が入水するとき肩のラインが、フラットすぎる人が多くみられました。腕が入水するとき、しっかり肩をローテーションさせることが大切です。ローテーションの動きで腕を入水させるようにしてみてはいかがでしょう。
 入水時、手が内側に入りすぎる(頭の上に来てしまう)人も多かったです。
 胸を反らず、少し猫背気味の姿勢を作り、しっかりローテーションして泳ぎましょう。

4)バタフライ
 バタフライでは手が入水し、体を伸ばす際、上半身が落ちてしまう(上半身がプールの底に向かって下がってしまう)方が数名みられました(特に女性)。入水したら、腕と上半身はできるだけ前に伸ばし、水面に近いところで保持するようにしましょう。
 優秀なバタフライ選手に見られるプルの軌跡はS字が多いです。キャッチではやや外側にかき、プルからプッシュに移る位置ではかなり内側に入っています。女性には外側をかきすぎている方が多く観られました。

 今年は毎回テーマを持ってクリニックをおこないます。時々ホームぺージをチェックされ、ご参加頂けますと幸です。余談ですが、クリニックに初めて参加するお友達をお連れくださった方に、特別割引を始める予定です。こちらもどうか、よろしくお願い致します。

2010-05-16
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