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2010年9月20日マスターズ水泳クリニック/フラットバタフライ |
エフ-スタイルクラブ 角皆優人
2010年4回目となるクリニックを開催させて頂きました。テーマはフラットバタフライです。
場所は長野市のアクアウイング。
参加者15名、見学者1名、コーチ3名、アシスタント1名でおこなわせていただきました。
エフ-スタイルクラブ開催のクリニックには、スタイル1がバタフライというコーチが多く、バタフライのレッスンには自信を持っているところ。それだけに緊張感を持ってスタートさせていただきました。
メイン講師は世界チャンピオンの松本弘さん。ご自分なりの考えをまとめて下さり、資料を持参してくださいました。
参加してくださった皆さまのなかには遠く群馬県から来ていただいた方も多く(4名)、ありがたく感じています。
以下今回のクリニックにおいて、みなさまの泳ぎを観て気づいた点を書かせて頂きました。
1. キックとプルのタイミングが大切。
両腕の入水時、第一キックが打たれストリームラインで前進します(水平方向)。両腕のプッシュに合わせて第二キックが打たれ、浮上します。わずかに上向きの角度をとったストリームライン姿勢です。
2. 頭の使い方に注意しましょう。
呼吸した後、頭を深く突っ込みすぎる方がいらっしゃいました。反対に無呼吸時、顔を前に上げすぎる方も見られました。不必要な頭や顔の上下動は抵抗になります。
3. 両腕の入水時、ヒジと手のひらを伸ばしましょう。
両腕を、まっすぐ前方に伸ばすことが大切です。入水時の勢いもあり、手が深すぎるところに沈んでしまい、そこからもう一度水面まで戻してキャッチに入る方がいらっしゃいました。これをバタフライ音頭と呼びましたが、大きな抵抗となりタイムロスしてしまう動作になります。
4. バタフライキックは水中と浮上時とで異なります。
水中では魚のキック(足の甲と裏の両方を使ったキック)を、浮上時にはイルカ(足の甲)のキックを意識しましょう。
5. 浮上時のキックの際、打ち終わった足を胸に引きつけるように戻しましょう。
カカトはおしりに近づけるようにしましょう。
次回のクリニックは11月7日『来年への課題を知ろう 講座』です。スタイル1での参加が基本ですが、学びたいスタイルでご参加いただいても大丈夫。ぜひご参加下さい。よろしくお願い致します。ありがとうございました。 |
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