第3回マスターズ水泳クリニック報告書

テーマ“平泳ぎ"

報告者 角皆優人 (クリニック主催団体F-style Club 代表)

 第3回マスターズ水泳クリニックを、無事終えることができました。
 開催日時は5月30日13時より17時半。場所は長野県長野市アクアウイングです。

 参加者23名、見学者3名、水泳担当コーチ3名、健康担当コーチ2名という人員構成となりました。遠く県外から参加してくださった皆さまも多くいらっしゃいました。
 全体を2部に分け、前半の2時間を講義、後半の2時間半を実技としました。
 実技の講義後、参加者による30分程度の水中撮影をおこない、撮影した映像は後日DVDに焼き、参加者全員にお送りします。

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<下:メインコーチを務めた高橋大和氏の講義>
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 講義はメイン講師の高橋大和さんによる「平泳ぎ理論」からスタート。
 理論的な組立をおこない「浮き」や「蹴伸び」、「飛び込み」などの理論的背景をしっかりと説明していただきました。
 続いてトレーニングについて若林講師から短い講義をおこない、健康について沼倉先生から講義をいただきました。最後に現世界チャンピオンの松本弘さんから、「いくつになっても自己記録更新」という講義をいただきました。

 各コーチ共、熱意のあまり15分の押しとなってしまいました。
 前回と同じく、みなさまの真剣な表情と熱意が、講師陣の時間を引き伸ばしたのではないでしょうか。

 
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 実技はまず、キック練習からスタートしました。
 片足キックのドリル練習となり、高橋コーチはその見本で、いきなり全員の度肝を抜きました。まさに革新的な動きを見せてくれたのです。


 数種類のドリルを連続しておこない、平泳ぎの最新テクニックを実感して頂けたのではないでしょうか。
 飛び込みのモデルとして松本弘さんや柳澤晋平さんが参加。みごとな実技を見せてくれました。
 余談ですが、今回から初参加してくれた鎌村コーチは若くハンサムなだけに、これから人気がでそうな雰囲気でした。

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 今回のクリニックをふり返ると、まさに「高橋大和の平泳ぎレッスン」という特徴がでたと考えます。理論的な組立と順序立てで、ふつうなら思いつかない視点を与えてくれました。指導方法としてはかなり個性的なものに分類されるでしょう。理論も独特と表現されるものが多いかもしれません。しかしふだんなら見落としやすい新鮮な視点を与えてくれる講義内容であったことは間違いありません。
 ぜひもう一度という声も聴かれるほど、熱く、魅力的なレッスンでした。


 以上、第3回マスターズ水泳クリニックの簡単な報告でした。           

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