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第4回マスターズ水泳クリニック報告書   Weider

第4回マスターズ水泳クリニック“脳からの上達法"

              報告者 角皆優人
(クリニック主催団体F-style Club 代表)

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4回マスターズ水泳クリニックを無事、終了することができました。

今回はメイン講師に、ジャパンマスターズ50m自由形40才代の優勝者、三浦弘さんを招いてのクリニックでした。
  三浦さんはスーパースイマーであるだけでなく、脳活フィットネスという脳を使った健康や上達法の提唱者でもあります。信州大学と脳の活動にかんする研究もチームを組んでおられます。じっさいたくさんの講義や研修をおこなわれている三浦さん、さすがにおもしろく、ひきつけられる講義でした。

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 脳を適度に刺激することによって、若さや健康を保ち、人間としていかに高性能な状態でいるのか?
 そんな講義の内容に、みなさん釘付けになりました。

 わたしの率直な感想は、「ああ、スキーヤーにも聴いて欲しい」というものでした。
 その理由を今日の講義用語を使って書くなら、「フリースタイルスキーヤーには抑制の効かない人が多いから」ということになるでしょうか。
 ぜひ三浦さんをお招きし、モーグルスキーヤーを相手にした講義もしていただきたく感じました。
 もしかすると923日に実現するかもしれません。
 実現した暁には、どなたでも参加できる講義にしたいと考えております。スポーツをやっていらっしゃるみなさま以外の方も、ぜひご参加ください。どんな分野のみなさんでも、必ず得るところの大きな講義だと感じました。

 実技講習には忙しい中、柳澤晋平コーチも駆けつけてくれ、三浦さんをアシストしてくれました。
 ありがとうございます。

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 今回、水泳クリニックをスタートして4回目の実技となりますが、初めての実技講習のスタイルをとらせて頂きました。
 まず目標を明確に設定し、すべてドリル方式でトレーニングを続けて、各自の泳ぎに磨きをかけていくスタイルです。三浦さんとしっかり打ち合わせしたこともあり、スムーズに流れ、時間も予定ぴったり。初めてスケジュール通りに進んだクリニックとなりました。

 現世界チャンピオンの松本さんは、いつもどおり的確なアドヴァイスをしてくださいました。それだけでなく、模範水泳で、誰よりもフラットなバタフライを見せてくださいました。
 あのフラットさはいったい何なのでしょう。
 たくさんの参加者から、「いつ呼吸しているのか分からない」という感想が聞かれましたが、まさに呼吸がわからないほど低い泳ぎです。あそこまでフラットに泳ぐことができたら、ほとんどの人が、まだまだタイムを縮めることができるはずです。もちろんわたしも含めて…。

三浦さんの脳理論と、みごとに合致した泳ぎでもありました。

三浦さんはエフ-スタイルの練習会にも参加してくださるそうです。

楽しみにしてください。

   Weider